nakedfact’s blog

日記だったり雑記だったりメモだったり

モノに対する接し方を改める

服をたたんでしまうと

その服を着なくなり

タンスの肥やしになる

じゃあハンガーにかけようと

ラックを増やすと

部屋が狭くなる

『捨てる』『手放す』という

選択肢がなかったいつかの私

 

コンプレックスのかたまりだった

自信がないのを隠したかった

そんないつかの私

 

何か自信が持てることが欲しくて

多分おしゃれすることでカバーしてた

 

買って満足した服ばかり

タグついたまま

忘れ去られた服ばかり

その服を所有するだけで

服に着られるどころか

着ることすらなかった

 

『持っている』という安心感に

完全に支配されていたんだね

 

流行りがすぎれば

当然手を伸ばすこともなくなる

 

なのに『高かったから』

それだけで手放せなかったの

なのに『着る服がない』

もうダメなスパイラルでしかない

 

そんな意識が変わったきっかけは

それは長年付き合った人との別れ

だったように思う

 

そこから少しずつ

ほんとに少しずつ

手放すということを覚えていく

 

まずは発掘する

あったことすら忘れていたのに

姿を見た途端、大事って思うのね

で捨てるかどうかを悩みだすから

今までただ増やすだけだったの

 

とりあえず袋に詰めるだけ

一週間、部屋の隅に置いておく

 

その時点ではまだ迷いもあるし

手放したくない気持ちもある

 

それが不思議と置いておくと

もういいかなと思えるようになる

そしたらさよならする

 

まだ即断即決できないから

この方法がちょうどいいみたい

 

こんなふうにして

モノに対する接し方を変えている途中

 

捨てられなかったのは

もったいないからじゃない

手っ取り早い近道で

内面と向き合うことを避けようとしたこと

そんでハリボテの自信のために

無駄なお金と時間を使った

ちっぽけな自分を

認めたくなかったからだ

 

 

ってことにやっと目を向けたところ