nakedfact’s blog

日記だったり雑記だったりメモだったり

心の声に従うこと

意識の差こそあれ、

誰もが多かれ少なかれ

荷物をぶら下げて生きている

 

目に見える荷物

目に見えない荷物

 

それは気付かぬうちに増えていく

それは日々を重ねて重みを増していく

 

モノは見えるから

自分の外にあるから判別しやすい

壊れたりほつれたりすれば手放せる

 

ココロは見えない

自分の中にあるから隠れて見えない

ようやく探し出しても

自分という殻が壁になって

中を覗き見ることは難しい

壊れてもほつれても手放せない

 

だから気づく必要がある

自分を知るために

定期的に棚卸しする必要がある

 

今日はある程度モノを減らしたあとに

訪れた気持ちの話。

 

普段、いろんなことが起きる

うれしいこと

かなしいこと

しあわせなこと

やりきれないこと

 

息をしているうちは

何も起こらない日はない

 

ココロが動かない日はないよね

 

忙しかったり

面倒だったりもするんだけど

それ以上に頑張りすぎちゃうんだ

まだ大丈夫って、まだ平気って

 

後回しにしがちな自分のこと

蓋をしがちな自分のきもち

 

誰かと話したり聞いたりして

わかったつもりになってたよ、私は。

けど、ちっともわかってなかったよ。

 

気付いたのにほったらかした

そして気付かないふりをした

 

のらりくらり

フェードアウトしていけばいいやと

自分をごまかした

 

事実に触れることが

怖かったから

 

せっかく日を置いて

痛みが和らいできたとこを

またかさぶたを剥がして

血が出ることが怖かったから

 

アタマで考えたことは

ココロに繋がらないことが多い

 

片付けに飽きてきている私に

「ふーん。じゃあ、次これやってみ」

と投げられたお題みたいに

あの子から連絡がきたよ

 

電話を手短に済ませて考えた

 

不安がこっちに行進してくる

色とりどりの旗を振りながら

ちっとも楽しくない景色がみえた

 

好き、嫌い

会う、会わない

区切りを付ける、付けない

フェードアウトする、しない

 

思いつく選択肢はこれくらい

さぁ、どっちにするか

 

アタマは「ぶっちゃけ面倒」

ココロは「行ってこい」

 

心の声に従うことにした

不安な気持ちはTwitterに置いてきた

ファイトって背中を押してもらって

ありがたかった、ありがとう。

 

車を走らせて着いた先は

あの子の昔からの行きつけの店

今風にいうとサードプレイス

 

少し安心した

敵意を持ってる訳じゃないと思えた

 

そして1年半ぶりに再会

ひとしきり話してから

他愛ない話が続く

 

話してる最中も不安はあったけど

思っていたよりは大丈夫だった

 

そしてTwitterに書いた内容を話してから

久々に更新したブログを見せた

 

「私があなたから離れたのは人に合わせないことを学ぶためだったんだと思う」

そう伝えると彼女は満足そうに笑った

 

15歳の時からずっと一緒にいた人

たかが1年半離れたくらいで

赤の他人にはならなかったみたいだ

 

私の失敗は合わせすぎたこと

相手に委ねすぎたことだったと

ハッキリわかった

 

そして誕生日も祝ってくれた

 

蓋を開けてみたら

あっけないほど簡単だったけど

こんなことならもっと早く

とは思わなかった

必要な時間だったと嘘なく思えるよ

 

帰り道、ココロは軽くなってた

 

アタマでごちゃごちゃ考えるより

気持ちに素直になったら

なんてシンプルなことだったんだろう

 

昔のような付き合いはもうしない

お互いの変化を受け入れて

新しい関係性を作っていけると思った

 

きっと彼女もそう感じてくれたと思う

 

なんにも無駄なこと

ひとつもなかったなぁって

ホントに思うよ

 

自分の中の内なる声にありがとう

私を戻してくれてありがとう

 

そして背中を押してくれた

優しいコトバをくれたTwitterにありがとう